Claude Fableでアプリを作ってみた。作り手として感じた「AI時代の制作の変化」

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Claude Fableでアプリを作ってみた。作り手として感じた「AI時代の制作の変化」
話題のClaude Fableで実際にアプリを作ってみました。「LPをSaaSっぽくして」と雑に指示するだけで形になっていく体験を通して、AIで何かを作る人視点で感じた制作現場の変化、AIに任せられる領域と人間に残る領域、これからの“作り手”の価値の置き場所を整理しました。

最近話題になっている [Claude Fable]

「AIが長時間考え続ける」「自律的にコードを書く」「複数ファイルをまたいで修正する」など、AIエージェント化の流れがかなり強くなってきています。

正直、最初は半信半疑でした。

でも実際に触ってみると、「これ、もうコード補完じゃなくて制作パートナーだな…」という感覚がかなり強かったです。

今回は、AIで何かを作っている人の視点でClaude Fableを使って感じた、AI時代のものづくりの変化を実体験ベースでまとめます。

最初に思ったこと

一番最初に感じたのは、「AIが1ファイル単位ではなく、プロジェクト単位で考え始めている」ということでした。

従来のAIって、

  • 関数を補完する

  • コードを一部生成する

  • エラーを説明する

みたいな、部分的な支援が中心だったんですよね。

でもClaude Fable系は、かなり違います。

例えば、

  • ディレクトリ構成を見る

  • UIの意図を読む

  • 関連ファイルを探す

  • 修正範囲を自分で判断する

みたいな動きを普通に始めます。

これがかなり衝撃でした。

「LPをSaaSっぽくして」が通じる

実際に試したのが、LPベースの画面を管理画面風に作り替える作業でした。

こちらがやった指示はかなり雑です。

「このLPをSaaSっぽいUIにして」
 「営業管理画面っぽく」
 「Tailwindで」
 「青系で統一」

これだけ。

昔なら、

  • 構成を考える

  • UIを設計する

  • コンポーネントを整理する

  • CSSを組む

  • 実装を調整する

を全部やっていたんですが、Claude Fableはそこをかなり一気に持っていきます。

しかも、それっぽいではなく、普通に今風です。

  • カードUI

  • KPI表示

  • サイドバー

  • ダッシュボード

  • テーブルUI

  • ステータスバッジ

などを、かなり自然に組んできます。

「コードを書く」より「方向を決める」に近くなった

使っていて一番変わったのは、制作中の頭の使い方でした。

以前は、

  • CSSをどう書くか

  • レスポンシブをどう組むか

  • divをどう整理するか

みたいな、作業脳がかなり大きかったです。

でも今は、

  • このUIは本当に必要か

  • どこを目立たせるべきか

  • どの導線を優先するか

  • このプロダクトらしいか

みたいな、判断側に脳が寄ります。

つまり、「どう作るか」より、「何を採用するか」の比重が上がっている。

これがかなり大きな変化でした。

正直、「全部AIでOK」ではない

ただ、もちろん万能ではないです。

特に弱いのは、

  • DB設計

  • セキュリティ

  • 本番運用

  • 複雑な状態管理

  • 認証周り

  • 例外処理

この辺。

あと、動くけど危ないコードを普通に出してくることがあります。

なので、「AIが全部作る」というよりは、「AIが8割作り、人間が方向と品質を管理する」がかなり近い感覚でした。

作り手の価値、むしろ上がってるかもしれない

ここが個人的には一番大きかったです。

昔は、

  • 作業の速さ

  • こなせる量

  • 手の動かし方

  • ツールの習熟度

みたいな部分が価値になっていました。

でもAI時代は、そこがかなり圧縮され始めています。

代わりに重要になっているのが、

  • 何を作るかの判断

  • 情報設計

  • 世界観の組み立て

  • 「誰向けか」の明確さ

  • どの案を採用するかの目

  • 違和感に気づける感度

です。

つまり、作業者より、編集者・設計者の価値が上がっている。

これはかなり感じました。

「AIで仕事が消える」より、「役割がズレる」

実際に触って思ったのは、「ものづくりが終わる」というより、制作の重心が変わるに近いです。

AIが強いのは、

  • 量産

  • 整理

  • 初速

  • たたき台

  • UI生成

です。

逆に人間が残るのは、

  • 判断

  • 方向性

  • 体験

  • 価値設計

  • 「これで行く」の決定

でした。

だから今後は、「作れる人」より、「AIを使って、どの方向に持っていくか決められる人」の価値がかなり上がる気がしています。

最後に

Claude Fableを触って一番感じたのは、「AIが道具から、一緒に作る存在に変わり始めている」ということでした。

まだ荒削りです。ミスもします。でも、「この方向で作って」と言うと、かなりの速度で形にしてくる。

これって、数年前のAIではかなり考えにくかった体験でした。

ものづくり全般も、これからかなり変わっていくと思います。

ただその中で残るのは、結局、「何を作るべきか判断できる人」なんじゃないかな、と感じています。

エンハンスドでも、Claude FableのようなエージェントAIを前提にした制作フローや、AIと協働するものづくりの進め方を、これから少しずつご紹介していきます。

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